コロナ禍とスポーツの多様性
カテゴリー: 社員日記

こんばんは。内田です。

2020東京オリンピックが間近に迫っています。オリンピック開催がどうなるのか、一人のアスリートの仲間としてぜひ開催してほしいと願っています。
コロナ禍で1年延期となり、コンディション調整が延期のタイミングに合わず諦めた選手や目標を失ってしまった選手。仕事でも同じようなことが起きていると思います。
こんな時期だからこそ、スポーツが果たす役割を真剣に考えています。
スポーツは不要不急のものと見られがち。確かにスポーツを含め文化は生きるか死ぬかの切羽詰まった状況では起きない。
外敵に襲われた時に、仲間に危険信号を伝えるために音を鳴らしたものが、ゆとりがあるときにリズムを付けて楽器となり、音楽に発展した。
コロナ禍で在宅に間に音楽で勇気をもらった人はたくさんいる。スポーツも必ず役に立つときが来るはず。
今日の一歩を踏み出す希望を与えられるのがスポーツだと思う。
東日本大震災後ボランティアで有名スポーツ選手がたくさん慰問の訪れた、その時、写真撮影などでは笑顔にならなかったが、子供たちを呼び出してグラウンドでボールをけって遊んだら、子供が喜ぶ姿を見て大人が全員、最高の笑顔になっていた。
子供たちを笑顔にして大人の生きがいに変える、そんな力がスポーツにはあると思う。
スポーツでも会社でも「リーダーが不足している」、「リーダーを作れ」とよく言われているが、必要なのはリーダーだけではなく主体的に生きる人間の方。誰かに引っ張ってくれと、言っている時点ですでにだめで。そういうのをまずスポーツから発信していかなければならないと思っています。
2019年ラグビーワールドカップで日本中が熱狂した。それは勝ったからだけではないと思う。選手一人一人がロボットのようではなく、生き生きとプレーしたことに感動したのだと思う。ラグビーは日本人だけでなく海外出身選手もいるそれぞれが主体性をもってプレーしたからこそ良い結果に結びついたのだと思います。

会社が成長を追うことは大事でそうでないと給料を社員に払えない、でも、それにプラスして信頼とか絆とか目に見えないけど大事なものがある。
コロナ禍でみんながそんなことを思い始めている気がする。
スポーツの力、素晴らしさを改めて感じています。