我等が国歌「君が代」を思う
カテゴリー: 社員日記

みなさんこんにちは!
アルバ派遣事業部の安保です。

今回は、子供の頃から歌い歌わされてきた国歌である「君が代」について調べてみました。

子供の頃は歌詞の内容も分からず合唱してきたが、簡単に歌えやたら短くチョット暗い歌だな~と思っていた。

そんな「君が代」がドイツで世界の国歌の評価判定会で第一の秀歌に選定されたらしい

その理由は、他国の国歌の歌詞内容を知れば何となく理解できる

そこで、主な国の国歌を翻訳したものを見てみよう

・アメリカ合衆国
「おお、見えるだろうか、夜明けの薄明かりの中 我々は誇り高く声高に叫ぶ 危難の中、城壁の上に雄々しくひるがえる
太き縞に輝く星々を我々は目にした砲弾が赤く光を放ち宙で炸裂する中、我等の旗は夜通し翻っていた
ああ、星条旗はまだなびいているか?自由の地 勇者の故郷の上に」

・フランス
「ゆけ祖国の国民 時こそ至れり正義のわれらに。旗はひるがえる 旗はひるがえる
聞かずや野に山に 敵の呼ぶを悪魔の如く敵は血に飢えたり。
立て国民 いざ矛とれ 進め進め仇なす敵を葬らん」

・イギリス
「神よ我らが慈悲深き 女王陛下を守りたまえ
我等が高貴なる女王陛下の永らえんことを神よ我らが女王陛下を守りたまえ
勝利、幸福そして栄光を捧げよ 御代の永らえんことを神よ我らが女王陛下を守りたまえ」

・中国
「いざ立ち上がれ 隷属を望まぬ人々よ!
我等の血と肉をもって我等の新しき長城をきずかん
中華民族に迫りくる最大の危機 皆で危急の雄叫びをなさん
起て!起て!起て!
万人が心を一つにし 敵の砲火に立ち向かうのだ!敵の砲火に立ち向かううのだ!
進め!進め!進め!」

・ロシア
「鍛えられし わがつわもの 攻め来る敵 断乎と守る 尊き国わが祖国に栄あれ栄光の民よ
自由の祖国 結ばれしその誉れ 旗のかげで 導けよ勝利の為 進めよや」

各国の国歌の歌詞内容が、敵と戦えとか、戦闘的なものが目に付く

そこで日本の国歌と言えば
「君が代は 千代に八千代にさざれ石のいはほとなりて、苔のむすまで」

前出の国歌に比べ、日本の国歌の歌詞はなんとおおらかで平和で悠々で格調が高く素晴らしいことか

明治になり日本古来の雅楽の旋律を取り入れて現在の曲としたもので、この歌詞は、今から約1,000年前
醍醐天皇が紀貴之に命じて編集させた日本最古の歌集「古今和歌集」巻第七、賀歌の部の第343番、読み人知らずとしてある

上から強制して歌われたものではないのだ。しかも、無名の民の歌だ

わが君とはあなたの事で敬愛を込めた言葉だ、君は広く対者を言っている

よって「君が代」は、

「君」= 人として成長した男女が、
「代」= 時代を越えて
「千代に八千代に」= 永遠に千年も万年も、生まれ変わってもなお、
「さざれ石の巌となりて」= 結束し協力しあい、団結して
「苔のむすまで」= 固い絆と信頼で結びついて行こう

そんな意味の歌である

こんな素晴らしい日本の国歌は世界に誇りうるもので先祖の英知に感謝しなくてはならない

国家も天皇も軍事主義などの意味合いはカケラも無く私たち日本人が誇りを以って堂々と声高らかに歌える国歌なのだ

日本人として「君が代」の心を大切にお客様と接し、派遣業務に邁進してまいります。

来年開催される東京オリンピックで数多くのメダルを取り、多くの「君が代」が聞けるのが楽しみにしております。

国歌斉唱!!!