食品ロス
カテゴリー: 社員日記

食品ロスとは、食べられるのに捨てられてしまう食品を言います。
世界中で深刻な問題となっていますが、日本では年間約640万トンもの食品が捨てられているそうです。これは全国民が、毎日お茶碗1杯分の食品を捨てていることになるのだとか。

食品廃棄と聞くと、企業(コンビニ・スーパー・飲食店等)の問題と思われがちですが、ある統計によると…
家庭からが45%、企業からが55%で半分近くは家庭から出ているそうです。
家庭での内訳は、食べ残し39%・過剰除去31%・直接廃棄30%となっています。

私事ですが単身赴任生活3年超ほぼ自炊生活を送っています。足りないよりはと、買い過ぎにより食べきれず傷んで捨てることも度々あります。また、在庫を確認しないで同じものを買ってしまったり。割安だからと大容量パックをつい買ってしまったり、冷蔵庫の奥に隠れてしまった物を忘れていたり。

また、少しでも日持ちするよう陳列棚の奥から日付の新しい物を選んで購入すると、結果的に期限切れの商品を企業が廃棄することに繋がっているようです。これも家庭の問題と言われています。

メニューを工夫するのは大変ですが、少しでも食品ロスが減るよう気を付けていきたいと思います。

物流の世界では、買って頂くために輸送したものを、今度は廃棄するために輸送するというのも皮肉な話ですね。

一人ひとりが買い物は日付の古い物から、そして食べきれるだけの量を購入する意識を持って実行すれば、大幅に食品ロスも減るのではないでしょうか。

皆さん、牛乳は手前から買いましょう!