元号のトリビア
カテゴリー: 社員日記

派遣事業部の工藤です。
桜が咲き始め、春の到来を感じる季節となりました。
日増しに暖かな陽気になり、過ごしやすいこの時期が僕は一番好きです。
先日のニュースで新元号が「令和(レイワ)」と発表されました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように」という意味が込められているそうです。
今回は元号について調べてみました。

■元号のトリビア1:元号は日本だけが伝承している文化
世界初の元号制度は、紀元前115年ごろ、チャイナ大陸で前漢朝(紀元前206年~西暦8年)の武帝が定めた「建元」という元号と言われているそうです。
その後、東アジアを中心に用いられてきましたが、やがて西暦にとって代わられていき、1945年にベトナムが元号を廃止した事によって、現代では、日本だけが元号を伝承しています。

■元号のトリビア2:元号の歴史
大化(645年)から平成30年(2018年)までの1373年間、247の元号が使われてきましたが、その多くは平均5年前後で改元される事が多く、20年以上続いた元号は今日までで12例しかないそうです。
・最長    →「昭和」の64年間
・最短    →「暦仁」の74日間
・現在「平成」→31年間(歴代4位)

■元号のトリビア3:今まで元号に使われている漢字はたった72文字
最近はニュースでも次の元号について話題を呼んでおります。
これまでに最も多く使われた漢字は「永」が29回、「天」と「元」が27回。
世が永く平和に続くこと、天意にかなう政治の元(はじめ)を望む人々の想いが伝わるようです。
ちなみに、「平」はこれまで12回、「成」はこれまで1回(平成のみに)使われています。

実際に調べてみると…
元号にまつわる事柄が随分とあることに驚きました。
・くじ引きによる改元
・3つの元号が同時制定
・四文字元号
・凶事をきっかけにした改元
・珍しい生き物の発見(スッポンらしいです)
・マスコミによる新元号スクープ合戦 …etc

どの元号もその時代を象徴したり、国民の想いが込められた漢字で表現されている点は共通と言えるでしょうか。

『ALBA』という社名にはイタリア語で夜明け、新時代という意味が含まれております。
いつの時代も新しいことに挑戦し続け、どんな時代になっても必要とされる不滅の企業を目指していきたいと思います!