「束の間の涼を求めて」
カテゴリー: 社員日記

営業部の工藤です。

今回は夏休みの思い出を題材としたお話です。
私は例年8月のお盆時期になりますと、涼を求めて故郷である北海道へ帰省をしております。
2022年は約1週間の北海道滞在となりました。

まずは北の玄関口である新千歳空港に到着。
飛行機を降りて直ぐに体感できる、北国の心地よいヒンヤリとした空気には毎回癒されます。
関東在住の私はほどんど汗をかかないレベルに驚きます。

私の地元である札幌市は地図上で見ますと
東京都のほぼ真上にあり「緯度差8°」「距離800km」の位置関係です。
同じ日本の都市でも何故、こうも暑さのレベルが違うのでしょうか?自然は不思議なものです。

前半の5日間は札幌市へ滞在しました。
札幌市は北海道における最大都市(人口=約196万人)であり
グルメ、大自然との触れ合い、歴史スポット、夏のお祭り…等々
楽しみが尽きない、たいへん魅力あふれる街です。
個人的には7~8月シーズンが一番のおススメですので、機会がございましたらぜひ一度、訪れてみて下さい。

後半の2日間は函館エリアへ移動。
両親が運転する車に揺られ、約300㎞・6時間の大移動でした。
辺境の地にある秘湯「恵山温泉」「函館市」にて1泊ずつ過ごしてきました。

恵山温泉は海抜200m程の恵山登山口中腹に位置し、眼下には、津軽海峡や遠く青森県下北半島を望めます。
開湯は昭和7年、泉質は、火山特有の酸性濃度が強い、北海道内でも希少価値が高い「酸性明ばん・緑ばん泉」そうです。
10円玉を湯に浸すとピカピカになります。

そして旅の最終日は函館市です。
函館の街を歩く楽しみのひとつは、今も生き続ける幕末から明治、大正の歴史に出合うこと。
異国情緒あふれる街並みは、まるでタイムスリップしたような不思議な感覚を呼び起こします。
日本の中でもいち早く世界に門戸を開き、新しい文化を吸収していった函館(当時の箱館)は、独自のハイカラ文化を開花させたそうです。
とくに開港の中心地であった西部地区(函館山のふもとの、港に対面する地域)には、日本で、また北海道で「初めて」という施設や制度がたくさん生まれ、その多くが今も残っていました。
例)
・北海道最初の公園「函館公園」
・東北以北最古のエレベーター
・日本最初の洋式築造城郭「五稜郭」
・日本最初の洋式商用帆船「箱館丸」 etc

最後に函館観光の個人的なおススメをご紹介させて頂きます。
・函館山の夜景(世界三大夜景)
・立待岬(天気が良いと本州が見え、大海原に圧倒されます)
・朝食ビュッフェ(函館朝食戦争なる言葉があるそうで、超ハイレベルでした)
・活イカ(その名の通り、いけてるイカです)
・ラッキーピエロ(全国一にも輝いたことのある、ご当地バーガーです、ビールに合います)

他にもたくさんあるのですが、これぐらいとさせて頂きます。
楽しい旅行をプレゼントしてくれた、両親に大きな感謝をしたい思います。
お蔭様で素晴らしい夏休みとなり、英気を養うことができました。

ありがとう~!北海道の大地よ~!また行くぞ~!
青空に大声で叫び、後ろ髪をひかれる思いを抱きつつ
旅の思い出に涙を流しながら、北海道新幹線にて帰路についた夏休みの旅でした。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
ではまた。