運動のすゝめ
カテゴリー: 社員日記

営業部の工藤です。
「時速7㎞ クリア!!」
はてさて…
読者の皆様、何のことかお分かりになりますでしょうか?
私事になりますが
今年の5月からスポーツジムへの通いを始めました。
冒頭の答えは「歩く速度」になります。

毎週3~4回ほどの頻度で通い、約1時間半ほど汗を流しております。
ジムではストレッチ運動から始め、筋トレ、ウオーキングと独自メニューをつくり体を動かします。
適度な運動は心身のリフレッシュとストレス解消に繋がること。
また、運動後の食事の美味しさ(=特にビール)は格別なものがあります。
未経験からスタートした私が是非にお勧め、一験の価値ありです。

歩く速度のお話に戻ります。
通常大人の歩く速度は時速4~4.8kmと云われているようです。
元々が運動不足の私でしたが、最初は時速5㎞からスタートをしました。
自分はまだまだ若い、楽勝だろうと高を括る気持ちがありました。
しかし…
自信は初日にして砕かれ、現実を知ることに。
今も忘れはしない、ジム初日に起こった情けない出来事です。

時は5月某日、ジム通い初日。
ランニングマシン上にてウオーキングを開始する。
まずは時速5㎞からのスタートです。
この日のために新調したASICS社製のトレーニングウェアとシューズに身を包み、
軽快に歩行する自分がおります。
5分…10分…と時間が過ぎ、「なんだ案外いけるじゃないか」と自信を深めます。
ふと、左右を見ると同じくランニングマシーンに人が訪れ、トレーニングを開始しております。
お一人は若い女性、もうお一人は年配の男性でした。

「オイサー!女性に格好いいところを見せよう!」
「オイサー!おっちゃんに負けてたまるか!」

左右のお二人はジム熟練者なのか、マシーンの速さ、身体の動きともに初心者のそれとは違います。
自分も負けじと途中より、マシーンの加速を開始。

5.5㎞…まだまだいけるぜ
6.0㎞…歯を食いしばればいける
6.5㎞…心臓バクバク、足は鹿の子カクカク、ヤバい

6.6…6.7…6.8…6.9…
グォォン、グォォンと無機質に響くマシーンの回転音、最初の軽快さはどこへやら。
そして速度は7.0㎞へ。

あっ!
マシーンの速度に歩行がついていけず、
気がつけば歩行ベルトの後ろへ身体が…床へ不時着、壁に衝突という始末。
人生初のマシーンアウトを経験したのでした。
近くにいたトレーナーさんに介助をされるも、その後は30分間その場を動けず赤面をしておりました。
後悔先に立たずとはこうゆうことでしょうか、苦い思い出です。

それからは現実を素直に受け入れ、徐々に身体への負荷を掛けながら継続をしております。
地道な行動を継続しながら積み上げていくことが目標到達への一番の近道であり、小さな成功体験が自信を生み出すことを再認識する機会をなりました。
仕事にも通じる考えであると思いますので、日々実践をしていきたいと思います。

最近ではコロナ禍による在宅率の増加を背景に健康志向の高まり、ジムへ通う人も増えているようです。
最新の研究では「速く歩く人、余命長く」健康状態のバロメーターにもなっているようです。

健康一番!
「運動のすゝめ」でした。