大山のぶ代の介護日記
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こんにちは。夏目です。
国民的アニメ「ドラえもん」の声優でもある大山のぶ代さんの「認知症介護」の現実を綴る書籍が23日に発売されます。夫・砂川氏が認知症発症後初となる、大山さんの「写真」と、「介護ノート」に書かれた2700日にも及ぶ「日記」が初公開されるようですね。
実際の介護の現実、“徘徊”“幻覚”“オムツをはく”など一度は自殺も考えたようです。
介護の仕事に関わると避けて通れない認知症ですが今までご相談を受けた中には夫・砂川氏のような感想を抱く方が多く見えます。家族の絆として見れる範囲で介護を行うのはいいと思いますが、やはり私としては専門の施設であるグループホームを早めに利用して欲しいなと思います。グループホームの現場では“徘徊”“幻覚”“オムツをはく”は普通のコトで何ら変わったとこでもありませんし、その中で認知症状を和らげる工夫が様々行われています。
頑張りすぎて最終的には両者良くない方向に行くケースも多く見受けられる中、最初から施設の利用を考慮して利用しているご家族は比較的、順調に関係性を継続している例も多いのも事実です。
もちろん金銭的に厳しい現実があるのも把握しておりますが、介護という現実が目の前に迫った際には一度、近隣の市役所であったり地域包括センター、介護施設にお問い合わせしていい案を出していただければと思います。