介護業界の今後
カテゴリー: 社員日記

こんばんは、夏目です。
昨年は人材を通じて関わってきた介護業界ですが、今年はよりダイレクトに関わっていく事になりそうです。先日、ある医療機関の方と医療・介護保険の未来についてお話させて頂いたのですが、現在のままの制度だとまず持たないといった認識で最終的には上記の欧州の様な就業者への高負担社会に変わっていくとの予想でした。業界従事者の方は誰もが漠然と感じている事のようですが、誰かが何とかしてくれるだろうといった雰囲気が大勢のようです。
そんな中、ある市町村では要介護・支援になる前段階での予防に力を入れていこうという試みが行われているようです。仕組みとしては予防につながる行動(散歩・健康管理・ジム)を行うと、その市町村のみで使える独自のポイントが付与されます、そのポイントを使用し、指定店舗でのポイント交換による買い物が出来る仕組みとなっています。考え方としては要介護・支援になってからコストをかけるより、その前段階でコストを掛ける事により市町村側、利用者、家族の方の負担が少なくなり3者がWIN・WIN・WINの関係になるような素晴らしい仕組みとなっています。
上記のような例では無いですが、今後も介護業界に関わっていくにあたり「当事者意識」をしっかりもち、小さいながらでも介護業界全体が良くなるような仕組み作りに取り組み、利用者とともにWIN・WINの関係が築き上げれるように歩んでいきたいと思います。