桜が見ごろの季節になり、外はすっかり春めいてきましたね。
こんにちは、工藤です。
今回は、アルバスタッフのパワフルなシルバー世代の方々を題材にかきこみをしたいと思います。
現在、僕は当社のクライアントでもある大手トラックディラーに現場研修という形でお世話になっております。
そこでの仕事内容はおもに、リコールや修理・車検等の依頼があった車輌を引き取りに行き、修理が終った際に納車をする自動車の回送業務が中心です。
広い敷地内には、大から小の様々な車が所狭しと並んでいます。
中にはユニークな形や色をした幼稚園バスや市バスなんかもあったりします。
一見すると、どこか具合の悪い車たちが治療にやってくる、車の病院のような所でしょうか。
ここでの朝は早く、AM8:00前には仕事が始まります。
『おはようございます!今日から研修でお世話になります工藤です。』
目の前には、失礼ながら…だいぶ齢を重ねていそうなアルバスタッフの「おっちゃん」3人衆。
(僕の内心)自分の親父よりも年齢が上くさいけど…大丈夫かな~?この時は正直ちょっと不安でした。
ところが、仕事が始まると///スゴイんです!
実にテキパキと仕事をこなしていきます。運転技術はプロ級で、空港などでよく見かける大きな観光バスぐらいの車の運転も朝飯前といった感じです。
駐車の際は車と一身同体かのような正確さです。
朝の僕の不安はどこへやら…人を年格好で判断した自分が情けない。
夕方過ぎ僕の顔には疲労の色が出ています。でも、おっちゃん達は昼休憩以外はろくに休んでもいないはずなのに涼げな顔で仕事をしているんです。
研修初日はいきいきと疲れを知らずに仕事をこなしているおっちゃん達の姿に感心するばかりでした。
後で聞いて驚いたのですが、おっちゃん達の年齢は60歳を少しすぎたぐらいだそうです。
これまでは僕の勝手な想像で、60歳は「お年寄り」というイメージがあったのですが一緒に仕事をさせていただいて今までとはすっかり見方が変わりました。
第一線を退いてもいるんですね、ガッツ溢れる「年金プレーヤー」がです!
仕事の時は口数の少ないおっちゃん達ですが、なんだか背中で仕事のやり方、生き様を語ってくれている感じがかっこよく見えたりもします。
「不言実行」多くを語らず、自分の職務を果たす。仕事人って感じですよね。
そんなおっちゃん達の背中姿に想いを馳せる一週間でした。
写真は大きな背中のカリスマドライバー吉松さんです!!