こんにちは派遣事業部の金田です。
湿気が多く、雨がよく降る梅雨の時期が来ましたね。
梅雨の時期といえば交通事故の発生が増える時期でもあります。
実は、年間で最も事故が多発する時期は11月・12月の年末ですが、その次に事故が多発する時期は6月・7月の梅雨だそうです。
ではなぜ、梅雨時期に事故が多発するのでしょうか。
梅雨に交通事故が多発する要因を調べたところ、大きく5つの要因に分けられることがわかりました。
1.雨による視界の悪化
悪天候による視認悪化やワイパー使用により視界が悪化し事故が起きやすくなってしまいます。
2.雨の音による車内と車外の音の遮断
雨の音が外の音を遮断するため、出会い頭の事故や衝突事故が発生しやすくなります。
ドライバーは「目からの情報」が8割・「耳からの情報」が2割で運転していると言われています。「少しだけ窓を開ける」など、外の音をキャッチしやすくなるような工夫をするといいですね。
3.雨による路面悪化
雨が降り続き、路面に水が溜まりやすくなるとタイヤが滑りやすくなり事故が起きやすくなります。
ブレーキやハンドルが効かなくなりタイヤが道路の上を滑ってしまいます。
これの現状を防ぐには3つのポイントがあります。
①スピードを出しすぎない
②タイヤのメンテナンスを怠らない(溝や摩耗があるか)
③タイヤの空気圧を整えておく
①に関しては常に心がけていれば良さそうですね。
②・③に関しては、ガソリンを補充する際などにガソリンスタンドの店員さんに一言声をかけチェックをしてもらうなど、日常のちょっとしたことで改善されそうですね。
4.歩行者の行動問題
交通事故と聞くと、基本的にはドライバーの不注意など、運転する側に問題があるイメージがあると思います。
しかし、歩行者側にも問題はあるんです。
歩行者もドライバー同様、雨の日は視界・聴力が悪くなります。そのため自然と前方・後方の注意が疎かになり事故が起こりやすくなってしまいます。
また、雨天時は横断歩道を渡らない人の増加や信号無視する人が増えるみたいなのでご注意ください。
5.ドライバーの心理的な問題
雨天の運転時は平常時と異なり集中力が通常以上に必要となります。そのため、ドライバーには心理的に大きな緊張とストレスが加わります。
雨の影響で交通量が増え、ノロノロ運転になりがちです。渋滞も多くなりイライラする事が増え、焦りや苛立ちから乱暴な運転になり事故の増加を招くことがあります。
雨天時の運転の際は下記のことに気をつけていただくと良いでしょう。
・イライラしない
・急ぎすぎない、無理な追い越しはしない
・歩行者の動きに十分注意する
・大雨が来たら運転を停止する、休憩する
皆さん、参考になりましたでしょうか?
これからまだまだ続く梅雨の時期。
ぜひ参考にして頂き、安全運転を心がけ、くれぐれも交通事故を起こさないようにしてくださいね。