介護事業的マイナス金利
カテゴリー: 社員日記

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こんばんは。夏目です。
先日、ニュースで大々的に発表されましたが日銀がマイナス金利を発表しましたね。
マイナス金利の導入で円安、株高は進みましたが介護事業的には何か変化があるのかなど考えてみました。
マイナス金利ということで日本円でインカムゲインを狙う金融商品は利回り低下で投資魅力が更に低下することになります。また、銀行預金も今でさえ増えてるかどうかわからない状態が完全に貸し金庫状態になることが予想されます。
介護事業に多い運営形態は、土地と建物を一括して介護事業者に賃貸する「サブリース」ですが、オーナー様が建物を建てる際には銀行からの借り入れが一般的です、マイナス金利となり金利の支払いが小さくなると、返済力が高まるので、借入金額を増やすことができます。投資用の不動産も借入金利が低下すれば、返済余力が高まって、よりリスクを取ろうという人が増えてくる可能性があります。
最近では周辺環境の変化もあり「サブリース」を利用するオーナー様も減ってきましたが、今回のマイナス金利導入でリスクの幅が広がり、銀行の動かなかった資金がこれで本当に動き出せば介護事業者としては動きが取りやすくなるのではないでしょうか。
今後、どう変動するかわかりませんが介護事業者的立場からも金融政策を注目していきたいと思います。