株式会社アルバ(代表取締役 中村 忠司)は、平成27年5月1日に名古屋市内で2棟目となるグループホームサライ牧野ヶ池公園(事業者番号2391600240)を開設致します。
まずグループホームとはですが、認知症の方が生活する少人数(5〜9人)単位の共同住居のことです。グループホームでは食事の支度や掃除・洗濯など過去に体験したことのある役割を担っていただくことで、認知症の方が潜在的な残存能力を最大限に活用できる環境を提供しています。
そして、少人数の中で「家庭的な関係」「馴染みの関係」をつくり上げ、心身の状態を穏やかに保っています。グループホームのケアは、認知症の方が混乱しないで普通の生活を送ることができるようにすることを何よりも優先します。まさにグループホームは、認知症高齢者が安心して暮らすことのできる第二の「我が家」なのです。
名古屋市内でも今後の認知症需要を全て満たせるまでの施設はまだありません。全国的に見てもグループホームは、明らかに不足しています。約300万人の認知症高齢者に対して、グループホームで適切なケアを受けられている利用者はわずか約17万人(5.6%)しかいません。さらに、2025年には認知症高齢者の数は約470万人にまでおよび、約37万人分の施設が必要とされています。これは切実は社会問題です。
グループホームサライとして今後の需要に備えまた、地域での「認知症」に対する正しい理解と心のこもった活動を目指してまいりますので宜しくお願致します。