2015年改定 介護報酬
カテゴリー: 社員日記

こんばんは。夏目です。
2015年の介護報酬改定まで1ヶ月切りましたね。今回の改正では事業継続に影響を与えるほどのマイナス幅が示されている部門もあり国の財政が如何に厳しくなってきているのかが良くわかります。サライの各部門で考えると、

■訪問看護
地域包括ケアの要となる訪問看護については、訪問看護ステーションからサービス提供する場合の基本報酬が、「20分未満」は310単位(318単位、▲2.6%)、「30分以上1時間未満」は814単位(834単位、▲2.4%)など、2%以上の引き下げとなった。一方で病院・診療所からサービス提供する場合は、「20分未満」が262単位(256単位、+2.3%)、「30分以上1時間未満」が567単位(553単位、+2.5%)など、2%以上引き上げとなり、病院・診療所からの訪問看護提供を誘引していく。

■デイサービス
今回の報酬改定で最も影響を受けるのが通所介護だ。基本報酬は「7時間以上9時間未満」の要介護3でみた場合、小規模型が1,006単位(1,108単位、▲9.3%、)と9%の引き下げ、通常型は898単位(944単位、▲4.9%)、大規模型(Ⅰ)は883単位(928単位、▲4.9%)と5%弱の引き下げとなっている。
さらに衝撃的なのが、予防デイの基本報酬単価だ。「長時間の利用は想定されない」として、要支援1は1,647単位(2,115単位、▲22.2%)、要支援2で3,377単位(4,236単位、▲20.3%)と、2割を超える単価の引き下げとなっており、事業の見直しを迫る内容だ。
こうした厳しい見直しの中で、事業の命運を握るのが新設された加算の取得であろう。認知症高齢者の積極的な受入れを評価する認知症加算は60単位/日、中重度者の受入れを評価する中重度者ケア体制加算は45単位/日。個別機能訓練加算は、(Ⅰ)が46単位/日(42単位)、Ⅱが56単位/日(50単位)に設定されている。

■認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
基本報酬は、要介護3の利用者で818単位/日(868単位、▲5.8%)と6%弱の引き下げとなっている。
充実面では、現行の夜間ケア加算を廃止し、宿直職員による夜間の加配を評価する夜間支援体制加算(Ⅰ)1ユニット50単位/日、(Ⅱ)2ユニット以上25単位/日を新設。さらに、看取り介護加算を現行の80単位/日から144単位に引き上げも行う。

各施設平均的に下がりますが新設された加算と介護職員処遇改善を上手く取り入れ乗り切るしかありません。また、上限がキッチリ決まっていないデイサービスや訪問看護は他が苦戦している隙に新しいサービスをいち早く取り入れ拡大するチャンスでもありますね。
厳しい時代ですが道は必ずあるので日々探求していきます。