World Wide Web に「凛」の心姿
カテゴリー: 社員日記

ブログ(blog)とは、World Wide Web 上の Log(記録)から転じ、「 Web を Log する」という意味で Weblog(ウェブログ)と名付けられ、時の流れのなかで簡略化されて、 Blog(ブログ)と呼ばれるようになった。
アルバでは、社員が順番にブログのコンテンツを書いている。
そしてついに「次は、お前の番じゃ! ブログを書け!」と命が降りることとなった。
World Wide Web に Log を残せ!
インターネットで繋がる全世界に向けて、コンテンツを配信しろ!・・・との指揮命令は、
名も知らぬ地への突然の単身赴任の命よりも、決算賞与が付与されるとの通達を受けた時よりも、
消費税の増額分以上の昇給が適った給与辞令を手にした時よりも etc.
はっはぁ・・・「心して拝命承りたく存じます」と、全身から湧き上がる震えが止まらぬものであったのだった。
自分が向き合う相手は、相方でも自分でもない「全世界」なのだ。
つまりは、World Wide なのだ。
これに震えずして、いつ人生のなかで震えが来る出来事があるといえるのだろうか・・・

そんな World Wide に震え続ける日々を過ごしている時、
実は、さらに震える出来事が起きたのだ。
自画自賛など日本人の美意識においては「粋」の一対にあるもので、
日本人ど真ん中な拙には、求めも似合いもしないのだが、
心の底からの震えが止まらぬ程に、恐縮ながらも自画自賛ながらの出来事が起きたのだ。

それは、ドライバー派遣日本一という自画自賛でも、社内環境美化日本一の自負でも、
グループ会社のガッツレンタカーの月額24.800円からの衝撃価格でも、
同じくグループ会社の近澤式足もみ健康法学院サロンの「世界一痛い」と言われる(真面目に効くがメッチャ痛いのだ)足つぼマッサージのことでもなく、
グループホーム「サライ」に勤務するスタッフとの会話で起きたのだった。

高齢化社会において介護に携わることとは、正に命との向き合いとなるものだが、
自らが勤めるサライに「自分の家族を入居させられる」との言葉に

身体の震えではなく、心の底からの震えを覚えたのだった。

当たり前のことのように思えて、偽りなくこう思えるかは、現実的には難しいことであるように思う。
命をお預かりする現場に勤務する者が、自らの介護環境に対して絶対的な自負を持ち、
一番の愛情を注ぐ家族を受け入れられると言う、嘘のない真っ直ぐな言葉を受けるにおいて、
結して自画自賛などではなく、「凛」を感ずるに至っていたのだった。
これ以上の自負としての誇りは無いとさえ思えるのだ。

それでも終わりなき成長を求めて日夜を過ごすスタッフの姿勢に介護職だからというような机上論では無く、
凛たる心姿を感じ、共に働けることの誇りと喜びを感じていたのだった。
そしてこの時、齢を重ね続け、何とか蒙古斑は消えたとは思うのだが、
爪先から蒙古斑の跡を経過して、旋毛までの全身が真ん中の心からプルプルプルと共振したのだった。



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World Wide Web に Log を残せ!

胸の内に、傲りでは無く、誇りを持った仕事をする者がいること。
この先何度ブログを書く順番が巡ってくるのかは分らない。

そもそもブログ自体は、アルバへの入社前の2009年から2014年まで、
晴れの日も雨の日も1日も欠かさずに書き綴ってもいた。

ゆえに書くこと自体は何でもないのだが、全世界への発信の命を受け、この社内の「凛」の心姿・・・誇りについて綴りたいと思った。
次にWorld Wide Web に Log を残せ!の命が下された時、何をテーマに描くか・・・
実はまだまだあるのだが、日本人たる美意識を以って、
ここで筆を置くならぬ、画面を閉じたいと思う・・・See you later.